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国営諫早湾干拓の潮受け堤防排水門の開門方針に転じた瑞穂漁協(雲仙市)の石田徳春組合長が11日、知事選の応援で長崎入りした赤松広隆農相に開門を求めて直談判。赤松農相は「新知事の意向を聞きながら、できるだけ早く結論を出したい」と明言を避けた。
雲仙市内であった農漁業者との「語る会」での一幕。石田組合長は「(堤防閉め切りから)13年耐えたが、このままでは有明海の再生はあり得ない。開門の立場で検討していただきたい」と要望。赤松農相は「金子(原二郎)知事は何回も『絶対に開けないでください』と言っていた。長崎は反対と思っていたが開門の意見が多いことは意外」と応じながらも、自らの見解は示さなかった。
語る会に先立つ食事会でも石田組合長は農相にアサリ漁の窮状を訴えており「開門を絶対実現してほしいとの思いを込めた。漁民の声を直接届けられたことは意義があった」と語った。会合後、赤松農相は報道陣に「『開けろ』という声が多く驚いた。(開門するかどうかの判断に)影響はあるだろう」と述べた。
=2010/02/12付 西日本新聞朝刊=
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