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消防団員や報道関係者ら43人が犠牲になった雲仙・普賢岳噴火災害の大火砕流惨事から6月3日で丸19年になるのを前に、被災物を展示する「火砕流の爪痕(つめあと)展」が、島原市平成町の雲仙岳災害記念館で開かれている。6月20日まで。入場無料。
当時を物語る被災物を見てもらうことで自然の猛威を再確認し、災害の教訓を後世に伝えようと、同記念館が企画した。火砕流で焼けたミニバイク、農機具、消防団員の雨具や靴のほか、昨年7月に北上木場地区の「定点」付近で見つかった持ち主不明の一眼レフカメラなど約20点を展示している。
噴火前後の同地区の風景写真、火砕流や土石流が堆積(たいせき)した地層の標本も。このほか、5年前に見つかった被災カメラを題材に日本テレビが制作したドキュメント番組のビデオを上映。訪れた人たちは展示物に見入り、災害当時に思いを巡らせていた。
宮崎県西都市から訪れた中村洋子さん(61)は「火砕流の脅威はすさまじく、言葉もない。火山災害の怖さをあらためて知りました」と話した。
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