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雲仙・普賢岳の登山ルートのうち、現在警戒区域に設定されている紅葉茶屋から風穴などを通るルートについて島原半島3市や県などが解禁に向けた協議を進めていることが8日、分かった。島原半島の世界ジオパーク認定を機に、火山を活用した観光活性化につなげたい考えだ。
関係者によると、解禁が検討されているのは紅葉茶屋から風穴、立岩の峰、霧氷沢を通り普賢岳山頂に至るルート。雲仙市が提案している。このルートは現在解禁されている登山ルートよりも平成新山(溶岩ドーム)を間近に見ることができるという。
県や3市などは3月から担当者の会議を2度開き、新たな登山ルートの解禁について検討。現在、紅葉茶屋-風穴ルートを軸に協議を進めている。今後は登山道の整備方法や、登山ガイドの引率など条件を付けるかどうか検討する。来年初めに開く「雲仙岳警戒区域設定等の調整会議」で正式判断する見通し。2012年に国内で初めて島原半島で開かれる「第5回ジオパーク国際ユネスコ会議」までに解禁する可能性が高くなっている。
雲仙市は「専門家の見解でも旧山体は安全とされている。観光活性化の起爆剤になるはずだ」と期待。県環境部は「今後安全性をどう確保するか検討を加え、普賢岳の新しい魅力を増したい」と話している。普賢岳の登山は1998年4月に7年5カ月ぶりに解禁。99年4月にはあざみ谷ルートも解禁されている。
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