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雲仙市の街並み改修事業で、市が補助金に関する条例を制定せずに高率の補助金を支出したのは違法として、同市の農業、林田政二さん(49)ら3人が今月22日、住民監査請求した。市監査委員(山田義雄・代表監査委員)は60日以内に受理、却下などの結論を出す。
市は08年度から3年間にわたり、雲仙温泉・古湯地区の表通りに面した40棟の前面を大正ロマン風に改修する事業を実施中。1棟の改修費は600万円で、国、市が3分の1ずつ補助し、残りは個人負担としている。しかし、市は事業開始の08年4月に補助金交付の要綱を改正。改修事業も対象とし、個人負担の5分の4を更に補助できるようにした。
請求は、改修事業について補助金に関する条例を制定していない▽要綱の改正を公表しないまま、高率の補助金を支出した--などと指摘している。
林田さんは「補助金を出すには、条例を定めて議会や市民のチェックができるようにしなければ不公正が起きる」。田中秀穂・観光物産まちづくり推進課長は「要綱改正を市のホームページに載せなかったミスはあったが、補助金は要綱に基づいて支出しており問題はない」としている。
市は、改修事業の初年度7棟はモデル事業のため個人負担を全額補助。2年目の21棟は個人負担の5分の4を補助し、最終3年目の12棟については未定としている。
〔長崎版〕
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