ニュースタイムズ
10月10日 毎日新聞
世界遺産:「長崎の教会群」登録目指そう 南島原でシンポ /長崎

 「長崎の教会群とキリスト教関連登録」の世界文化遺産指定を目指すシンポジウムが7日、南島原市の原城文化センターであり、市民ら約150人が参加した。
 五野井隆史・東京大名誉教授が基調講演。島原の乱などの迫害を受けながら200年以上潜伏して信仰を守り続けた隠れキリシタンを「宗教史上の奇跡」とし「やっと自由になった彼らが勤労奉仕で造った教会群を受け継がないわけにはいかない」と、教会群の歴史的価値を高く評価した。
 パネルディスカッションでは片岡瑠美子・長崎純心大教授が、戦国大名の有馬晴信が日野江城下に宣教師に開校させた「セミナリヨ」について「日本の文化も教えるなど一人の大人を育てる学校だった。卒業者は国際的な人材になっており、その手法を現代にも生かしたい」と提案した。【錦織祐一】
〔長崎版〕